神の武具 エペソ6:13~17
4.信仰の大楯
これはローマ軍が使っていた革で覆われた大きな盾で、火矢を消せるようにしばしば水に浸して使っていたものです。これは大胆な信仰(神様の約束を信じ宣言すること)が敵の攻撃を払い除けることができることを象徴しています。
1ヨハネ5;4
神から生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。
ローマ兵の大楯は水に濡らして使うとは、意外ではありませんか?もし、乾いた状態であれば、飛んでくる火矢に燃やされて、自分を守ってくれる盾を一瞬で失ってしまいます。戦いには攻めも大事ですが、守りも同じくらい大切です。
信仰がなければ、私たちは救いを得ることができませんでした。信仰だけで、永遠のいのちを得たのですから、神様を信じることは私たちのいのちを守ることに直結します。自分の信仰に自信が持てない方もいるかもしれません。「また信仰を持てなかった…、疑ってしまった…。」そんな風に気を落としてしまうこともあります。それでも、そう思う瞬間毎に何度でも、「もう一度信じます、平安をください!」と祈ることが、私たちにとっての信仰なのではないでしょうか。少なくとも「疑わずに信じ続けるなんて、無理だ」と諦めてしまうよりずっと良いのです。神様は必ず求める者に信仰を増しくわえてくださり、奇跡を体験した後には信仰が確信に変わっているはずです。