御霊の実-2023/09/18

ローマ8:5〜14

私たちがいくら神様を信じていると言っても、生活に何も影響がないなら信仰を置く意味がありません。神様が一方的に私たちの期待していることを叶えてくれるだけの存在だと信じているなら、聖書に書かれている約束を人生の中で見出すことはできません。

ローマ8:8

聖書には「神様を喜ばせる」ためにすべきことがたくさん書いてあります。これはまるで、人は神様の栄光のために、神様がして欲しいことをただただ行いなさい、と書いてあるように読み取れます。王である神としもべである私たちの関係をイメージしてしまうのです。

しかしこの解釈は完全に間違っています。そもそも神様の栄光は、私たちのうちで輝くのです。

8:10

御霊が私たちのうちにおられることは、私たちがいのちを得ていることだからです。つまりイエス様の栄光によって私たちが生かされているということなのです。それも十字架と復活で現された義のゆえに。

ですから「神様を喜ばせること」は、私たちが霊的に生きることに直結し、神様が喜んでくださるとともに、私たちも喜びを抑えることができない状況へと導くのです。

どうしたら「神様を喜ばせる」ことができるのでしょうか。私たちにも正しさがあり、自分なりの生き方へのルールがあり、自分の価値観や法律を守ることに励んでいます。しかしそれでも私たちは神様を本当の意味で喜ばせることはできないのです。「自分なり」の正しさではなく、御霊によって導かれた行動こそが「神様に喜ばれる」ことへとつながるのです。

8:14

今日から9日間、「神様を喜ばせる」人生を送るために、「御霊の実」について一つひとつ紹介します。「自分なり」にベストを尽くすことを捨て、御霊が導かれる人生を選びましょう。