燃え尽き症候群

あと1週間で、今年も終わります😊
クリスマスのイベントも、大成功のうちに、終わりましたね💕

今日は、大成功を収めた後、燃え尽きてしまったエリヤについて、考えてみましょう。
エリヤは神様から特別に選ばれた器として、不信仰な人々と偶像礼拝にあふれた社会に対して、神様からのメッセージを伝えた「預言者」です。

アハブ王もイスラエルの民も積極的に「バアル」の神を拝んでいた時代、エリヤが真の神につき従うことは危険であり、命がけの事でした。
しかし、人数にも状況にも屈せず、バアルの預言者と450対1の戦いに勝ったのです。

⭐️死を願ったエリヤ
大きな任務を果たしたエリヤは、疲れ果て、その後イスラエルの民たちの大した変化が見られなかったことに失望し、アハブ王の妻「イゼベル」からいのちを狙われていることを非常に恐れました。
この時エリヤは「自分の死を願って言った。」と書かれています。
「主よ、もう十分です。私のいのちを取って下さい。私は先祖たちにまさっていませんから。」(第一列王記19章4節)

この時、エリヤは大きなことをなし終えて「燃え尽き症候群(バーンアウト)」であったか、もしくは死を願うほどの「重度のうつ」だったのではないかと考えられています😢
通常できていた日常の「普通の事」を普通にできる力も気力も失ってしまうのが「うつ」です。
なので、よく周りからは「怠けている」と思われがちなのですが、何もしなくても心と精神、脳が非常に疲れた状態になるので、激しい疲労感に襲われます。

「なんとかしなきゃ」と思うのですが、どうにも自分の力では這い上がれない状態になっているので、焦ったり、達成感や充実感のない毎日を過ごします。
「死を願うようになる」というのも、重度のうつの症状の一つなので、信仰を持っていてもエリヤのように「死を願うような重度のうつ」にもなり得ます。

😇「起きて、食べなさい。」
“彼がエニシダの木の下で横になって眠っていると、見よ、一人の御使いが彼に触れ、「起きて食べなさい」と言った。
彼が見ると、見よ、彼の頭のところに、焼け石で焼いたパン菓子一つと、水の入った壺があった。彼はそれを食べて飲み、再び横になった。
主の使いがもう一度戻って来て彼に触れ、「起きて食べなさい。旅の道のりはまだ長いのだから」と言った。”
列王記 第一 19章5~7節

すっかり弱ってしまったエリヤに対し、御使いは「あなたの信仰はどうした?信仰が弱いからだ!」などとは言わず、横になって眠っているエリヤにさわって、ただ一言、「起きて、食べなさい。」と言われました。

🎁華やかなクリスマスシーズンを終えて、そろそろ一年の疲れが出る頃ではないでしょうか?
素晴らしい事を終えた後、私達は燃え尽きを経験する事があります。
心身共に疲れ切って、もう何もしたくない…
何も考えられない…と思ってしまう事があります。

⭐️大丈夫🙆‍♀️です!
ただ休んでください。眠ってください。美味しいものを食べてください。
主はあなたに、休みを与えてくださる神様です!
死にたい‼️と叫んだエリヤに、そっと「起きて食べなさい」💓と優しく語りかけてくださった主は、私たちにも、休んで良いよ〜と、語りかけてくださいます。
しばらく休んだら、きっと回復します。
神様が、あなたの心を癒し、回復させてくださると信じます。
自分の弱さも受け入れてあげましょう🌸

🔥考えてみよう
・この一年、燃え尽きやうつの症状に苦しんだことはありましたか?
・天使は、燃え尽きたエリヤに、何と語りかけましたか?
・疲れ切っている時、あなたはどの様に過ごしたら良いでしょうか?